2017年6月21日投稿記事より
現在のスイングは、大きく2タイプあります。
1.体全体(ボディーターン+リストターン)を使ってスイングする欧米式
2.膝下を固定し、リストターンでスイングする韓国式
体の回転する力を最大限に利用してボールを打つスタイル
出典:豆辞典.com
インパクト時を境に手首を切り返してボールを打つスタイル
このスイングの特徴は、とにかく飛距離が出ます。
主なプレイヤーはミシェル・ウィーです。
このスイングの特徴は、ボールが曲がらない安定感です。
主なプレイヤーはイ・ボミです。
現在の世界トッププレイヤーは韓国式のスイングが多いです。
また、アマチュアゴルファーはボディーターンが多いです。
最新スイングを実践することが正解ではありませんが、ご自身が理想とするスイング、または最適なスイングを見つける参考にして頂ければと考えております。
2017年6月19日投稿記事より
人間工学は、エルゴノミクス(Ergonomics)やヒューマンファクター(Human Factors)とも呼ばれており、私たちの生活の中に定着しています。人間工学は、働きやすい職場や生活しやすい環境を実現し、安全で使いやすい道具や機械をつくることに役立つ実践的な科学技術です。
出典:Wikipedia より
生き物は、大きく2つに分けて体を使い分けています。一つ目は攻撃する時、二つ目は身を守る時です。この攻撃と守りの時では、使っている筋肉が異なります。
攻撃する時に使っているのは「押す筋肉」です。それに対して、身を守る時に使うのは「引く筋肉」です。無酸素運動で体を鍛えるのは、「押す筋肉」の方になります。
欧米人は「押す筋肉」が優れていますが、日本人は「引く筋肉」が優れています。腕の筋肉の付き方やのこぎりの使い方で、「押す筋肉」と「引く筋肉」のどちら寄りなのかが分かります。欧米人は、前腕の筋肉が発達しており、のこぎりを押す動作で木材を切ります。日本人は上腕の筋肉が発達しており、のこぎりを引く動作で木材を切ります。
この人間工学を基づいてゴルフスイングを考えた場合、日本人は力を入れると「引く筋肉」が強くなります。
スイング時に力みが生じると、無意識に腕を引こうとするため、腕が緩み、ボールと体の距離が離れてしまい、ボールに当たらない傾向になりやすいです。そのため、力まないことが、「引く筋肉」を抑制させ、逆に最大のパワーを発揮させることに繋がります。
ゴルフで重要な部位は、股関節と肩甲骨です。この股関節と肩甲骨の「柔らかい」と「硬い」の違いにより、スイングの方法が異なります。
柔らかい人は、捻転の稼働率が高くなり過ぎて、ブレやすいスイングを抑える練習をします。硬い人は、捻転が浅くなるため、捻転の足りない部分をクラブ側(コックなど)で帳尻合わせをする練習をします。